どうも!養豚場で楽しく勤務中、ぶたちゅうです。
今回は非常にニッチな層にむけて記事を執筆していきます。
ズバリ、「養豚場に転職するので事前に一日の流れをシミュレーションしたい!」という方です。
豚の誕生から出荷までの流れが知りたい方はこちらをどうぞ!
養豚場で豚が誕生してから出荷されるまでの流れを解説【豚の生態】実は、僕が転職時に困ったことのひとつがこれです。
完全未経験での転職だったので、面接や勤務開始までに本、雑誌、Webと様々な媒体で調べました。
ところが、養豚の1日の働き方って意外と出てこないんですよ。
そりゃざっくりなのは出てきますよ。
こんな感じの奴。
- 08:00~ 朝礼
- 08:30~ 見回り、給餌
- 12:00~ 昼休憩
- 13:00~ 掃除
- 16:00~ 見回り、給餌
いや、マジで全然イメージ湧かないっす
何もわからないくて不安だから調べてるのに『掃除』って一言で言われても、
全然イメージ湧かないよ!不安が解消されないよ!
ということで転職前に自分が欲しかった内容を纏めていきます。
養豚場に転職するので事前に勉強したい、という方以外にも、
「新人ってどこで不安に思うんだろう?」という養豚農家の方や、
「ちょっと未体験の仕事の実情を覗いてみようかな」という方にも楽しんでいただければと思います。
それでは早速本編スタート!
養豚場の1日の流れってどんな感じ?
恐らく、「未経験だけど養豚に就職するよー」という方は
大規模な農場に就職することが殆どだと思いますので、今回は大規模養豚農家の1日にフォーカスしていきます。
理由はこれら2点。
- 統計として、小規模養豚農家は廃業、大規模はより大規模に、という流れがある。
- 新規人員募集をしている農家は圧倒的に大手が多い。
「実家の後を継ぐよー」というような方は申し訳ありませんがお役に立てないと思います。
(と言うか既に知識が十分にあるので今更不要かと・・・笑)
さて、養豚場の1日の流れですが勤務する部屋(豚の大きさ)によって大まかに3種類に分かれます。
種付け舎
分娩舎
肥育舎
タイムスケジュールは職種ごとに違うので、それぞれのパートに分けて1日を細かく見ていきましょう。
種付け舎の流れ編
まずはざっくりタイムスケジュールはこんな感じです。
この流れで養豚場@種付け舎の1日は行動していきますが、
内容をもう少し深堀していきますね。
現在、大半の養豚場では人工授精を採用していて、割合としては90%以上です。
人工授精に使う精液の入手方法は、
『外部から精液のみ購入する』『雄を飼育し、精液を採取する』の2パターンになるので、
採取しない農場もありますが、念の為説明していきますね。
採取工程:
牝を模した台に乗せる → にょろっと出てくるおち〇ん〇ちんをガシッと掴む →
おしっこを絞出す&水でおちんをキレイに洗浄 → じょじょーっと出てくる精液をちょっと眺める →
濃度の濃い部分だけ採取 → 出し切って満足するまで待機
ちはみに牝を模した偽牝台ですが、こんな感じです。
雑っ!!模し方がすごく雑っ!!
そしてじょじょーっと出てくると書いた通り、豚の射精は超長い(最長23分!!?)です。
希釈工程:
顕微鏡等で精子の量と元気さを確認する → 温度調節した希釈剤で薄める →
使いやすい小容器に分ける → 保存庫に入れる(ちっちゃい保温庫みたいなイメージ)
だいたい、1頭の精子から30~40頭の母豚に使用できる分量くらいが採取できます。
調子の悪い豚はいないかなーと見回りつつ給餌です。
豚の顔がしっかり見れる楽しい時間の1つです。
給餌は省力化されており、ボタン1つである程度の頭数に一括で給餌できる場合が多いです。
そして豚舎をうろうろしながら、餌がちゃんと出ているか、ケガや病気の子はいないか、
飲み水は出ているか、食べ残しが多い子はいないか、設備は壊れていないか、などのチェックポイントを見ていきます。
“朝の”と記載したのは通常、豚は受胎率を上げる為に朝夕2回種付けをします。
陰部を水でキレイに洗う → カテーテルを入れる → 小容器に入れた精液を注入
雑菌が入っちゃうと不受胎だけではなく病気になっちゃって、
最悪そのまま廃用にされちゃうので、しっかりと洗います!
農場によって多少違いますが、実際に人が上に乗って、
雄が乗っているような雰囲気を出しつつ注入するところもあります。
これは動画見た方が絶対イメージ湧くので貼っときます。
こちらも朝夕2回行うので一回目の発情鑑定です。
朝は発情してなくても、日中に発情を迎える豚がいます。
その子たちを見逃さないように2回やるわけです。
種付け舎の中で雄を歩かせる → 挙動不審な雌を見つける → 人間が上に乗って確認する
発情している雌は雄を見るとテンション上がります。
そわそわします。
思春期の女子です。
そこで雄の代わりにボディタッチしてやります。
そこで拒否られればもう少し後で再確認、受け入れてくれたならOK、って流れです。
実際には挙動だけではなく、陰部の状況も見ますし、トータルの雰囲気を見て察知します。
これ、説明いるか?
ええ!説明しますとも!
休憩ですが、基本的に豚の話しています!
皆、マジで豚ラブです。可愛くて仕方がないです。入社前に想像していたより超ラブです。
情報共有も兼ねつつ、「あいつが調子悪い」とか「あの豚は今回たくさん産んでくれた」とか
「あの子豚、むっちゃかわいい顔している」とかそんな話しています。
あ、もちろん雑談もします。でも一番テンションあがるのは動物系の話です。
毎日固定のタスクではなく、日によって変動するタスクをこなすのが大体この時間帯です。
様々な内容がありますがざっくり3種類だけ紹介します。
治療:注射ポンプ&針の準備 → 薬液を入れる → 注射する → 針を廃棄
調子が悪い豚に注射します。病状により抗生剤だったりホルモン剤だったり。
なるべく痛くないように注射の技術は練習あるのみ!看護師さんと一緒です。
針は間違えて豚が食べないように迅速に廃棄し、適切に管理します。
水洗作業:高圧洗浄機を準備 → 天井から床までめちゃくちゃ丁寧に洗う → もっと洗う →
まだ洗う → キレイになった? → いや!まだ洗う → OK? → よし、消毒!
簡単に言えば掃除ですが、毎日やる簡単な掃除ではなく、超ガッツリとしたものです。
毎日タスクである掃除は見回りのついでとかで済ませちゃいます。
こちらは空っぽになったスペースに対し、次の豚を入れる為に高圧洗浄機でピッカピカにします。
注意点としてはしつこく書いてある通り、マジで超丁寧に洗います!
この水洗ってどのくらいの時間が目安ですか?(10分くらいかな?)
あー、このスペースなら1時間くらいだね。間に合いそう?
は? 1時間?
ってなるくらい、”キレイにする”の感覚が違いました。
「想像の5倍は丁寧に洗う!」だと思っとけばOKです。
妊娠豚移動:出産が近づいた豚を檻から出す → とことこと豚舎の出口まで歩いてもらう →
移動用のトラックに乗せる → 分娩舎に見送る(受け入れは分娩舎のお仕事)
出産が近づいた豚を分娩舎に移動させます。
分娩舎は母豚と子豚が快適に過ごせるように作られているので、
分娩予定日の1週間程度前には移動し、その場所に慣れた頃に出産する流れです。
やる事は朝と同じです。
ちなみに所要時間は使う器具と雌豚の調子によるんですが、
1頭15分程度~1頭3分程度まで様々です。
高いカテーテル使うと時間効率は良いんですが、1回使い捨ての器具なので、
コストを考えるとなかなか難しい部分だったりします。
こちらも朝と同じです。
基本は発情を確認してから12時間後を目安に種付けするんですが、
未経産豚と経産豚では発情→受胎のタイミングが異なります。
未経産の場合は発情を確認してからすぐに種付けした方が受胎率が高いので、
このタイミングで急遽種付け頭数が増える事もあります。
人間も2人目の子供になれば陣痛が来ても母ちゃんあんま焦んないっすよね。
そんな雰囲気っすかね。 いや、違うかもしれん。
必要に応じて引継ぎをして、一日の業務終了です。
ちなみに種付け豚舎はあまり残業はありません。
未経産の急遽の発情以外は自分で時間配分をコントロールできるので、
大抵は時間通りきっちり退勤できます。
分娩舎の流れ編
続いて、養豚場の1日の流れ@分娩舎編をお送りします。
とは言え、種付け舎と共通項目も多いので、深堀しての説明は分娩舎だけの業務にしますね。
まずはざっくりタイムスケジュール。
- 8:00~ 見回り・給餌
- 9:00~ 授乳介助
- 9:30~ 治療
- 10:00~ 里子処理
- 12:00~ お昼休憩
- 13:00~ 水洗作業/離乳作業/妊娠豚受け入れなど
- 15:00~ 去勢や尾切、鉄分注射などの対応
- 16:00~ 分娩介助
- 17:00~ 終業
おっぱいを飲むことを助けてあげます。
大きい個体は望むだけゴクゴク飲めますが、小さい個体は生存競争に負けて満足に飲めない事があります。
詳しい説明は別の記事で追々纏めますが、
豚ちゃんの場合、分娩後24時間以内に出る「初乳」の価値は絶大です!
これを飲めないと死にます。
比喩ではなく、マジで死んでしまう確率が超絶アップします。
なので、生まれた子豚が全員均等に初乳を飲めるように助けてあげるのです。
大きい子豚を箱に隔離する → 小さい子豚をお乳に誘導してやる → 1時間程度で隔離から解放してやる
これを1日のうちに数回やってあげます。
初乳を飲み終わった子豚たちを、
お母さんと子豚の状態や過去の履歴を見つつ、必要に応じて里子をします。
目的は主に2つ。
- 1母豚についている子豚の大きさを揃える。(生存競争に負けて餓死することを防ぐ)
- お母さんの育てられる能力に応じた子豚の数に調整する。(お乳の量が足りず餓死することを防ぐ)
ようするに子豚が健康的に育つように、環境を整えてあげるってことです。
補足として、お母さんの能力ってのは、おっぱいの数(個体差がある)、出るお乳の量、性格、などです。
大きさ調整:
生まれた子豚の大きさを見る → 大きすぎ or 小さすぎな個体を捕まえる →
同時期に生まれた子豚たちで大きさの近いグループを探す → 「宜しくお願いしまーす」と混ぜる
頭数調整:
生まれた子豚の頭数を見る → 多すぎなグループから数頭捕まえる →
出産頭数が少ない母豚を探す → 「この子もお願いしまーす」と追加する
実際には大きさを調整しつつ、頭数調整も並行してやります。
この作業が今後の成長速度を決める大事な工程だったりします。
いきなり知らない兄弟たちのグループにいれられるの、コミュ障にはキツくない?
コミュ障かは知らんっすけど、子豚にとってもお母さんにとっても、
いきなり知らない子と一緒に家族にさせられるのでストレスなのは事実です。
なので複数回の里子を繰り返さず、1発で良い親に巡り合えるように
分娩舎担当は出産した母豚と子豚たちの状況を記憶して、共有しあいながらこの作業を進めています。
毎日の固定タスクではなく、日ごと、週ごとに変わるタスクをこなす時間です。
水洗は種付け舎と同じなので、離乳と妊娠豚受け入れだけ纏めます。
離乳作業:
生後3週間程度の子豚数を捕まえる → ワクチン接種 → 引っ越し用のカゴに入れる →
肥育舎までガラガラガラーっと移動する → 肥育舎に入っていくのを見送る(受入は肥育舎のお仕事) →
子豚がいなくなったお母さん豚を檻から出す → 移動用のトラックに乗せる →
種付け舎に行くのを見送る(受入は種付け舎のお仕事) → この後は水洗作業に突入…
移動するカゴはだいたいこんな感じです。
農場によりますが、うちでは数百頭単位での離乳なので、
数時間子豚まみれになる楽しい時間です 笑
妊娠豚受入:
予め、入口から受入予定の檻まで不要な道を塞いだりで導線を作る →
種付け舎から来たお母さんを部屋に招き入れる → 後ろからとことこ歩いていく →
止まったら「ほれほれー」「いくよー」って言う → 檻に入ったら扉を閉める
出産間近でお腹が大きいので、歩くのも大変そうですが、
なるべく刺激を与えないようにしつつ、誘導してあげます。
出産間近でお腹が大きいので、歩くのも大変そうですが、なるべく刺激を与えないようにしつつ、誘導してあげます。
健康においしいお肉になるようにやってあげる一連の処理です。
とは言え、痛いしキツイ描写なので苦手な方は飛ばしてください。
子豚を捕まえる → 尻尾切断用の道具(焼き切るニッパー的な)で尻尾を挟む → ぐっと焼き切る →
消毒する → 鉄分を注射する → (雄ならば)陰嚢袋に剃刀で切れ目を入れる →
ぐりっと陰嚢を切れ目から押し出す → 陰嚢から繋がる管も引き出し、ちぎる → 消毒する
参考動画のURLは貼りますが、いきなり流れるとショッキングなので、ジャンプする形にしておきます。
興味のある方のみどうぞ。
ちなみに鉄分注射は、体の成長速度に血液の精製速度が追い付かなくて貧血になるのでしてあげます。
かわいい…
尻尾切も去勢も現在の日本では必要な処理になりますが、賛否両論あります。
そこはまた別の記事で纏めたいと思います。
難産で苦しんでいるお母さんを助けてあげます。
さすったりお腹を押してあげる → 応援する → がんばれー! →
ながーい手袋を装着する → 陰部に手を突っ込む → 子豚を掴んで引っ張り出す
コレ、物理的に手が小さい女性の方がいいです。
大きいと母豚が辛いので…
基本的には人間の工程と一緒ですね。
時間がかかりすぎると母子共に危険なので、分娩開始から時間がかかりすぎていたらこの作業が発生します。
流れを見てもらえるとわかるかも知れませんが、
分娩舎は分娩状況に左右されます。
特に授乳介助、分娩介助はいつ発生するかわからないので、
暫定でタイムスケジュールに入れましたが、状況次第で変わります。
そしてそれに合わせて他のスケジュールも動きます。
残業が発生しやすいのも分娩舎です。
でも産まれる喜びと子豚の可愛さを一番実感できるのも分娩舎です。
肥育舎の流れ編
いよいよ最後は養豚場の流れ@肥育舎編です!
消費者に一番近い工程であり、経営の要です。花形部署と言ってもいいかも知れませんね。
さっそくタイムスケジュール。
見回りは種付け舎と同じなんですが、肥育舎の給餌は種付け/分娩舎とはちょっと違います。
具体的には「エサは自動で永遠に出てくる」な状態なのです。
種付け/分娩はコントロールしてやらないと食べ過ぎて体調を崩したりしますが、
肥育舎は食べるだけ食べてどんどん太らせるのが仕事なので、ずーっとエサは出っぱなしです。
なので給餌というよりは、「エサがちゃんと出ているか」チェックですね。
温度、湿度が適正か確認 → エサ箱にちゃんとエサはあるか、出すぎてこぼれていないかを確認 →
調子の悪い個体はいないかうろうろする → 気になったら話しかけたり突っついてリアクション見る
ついにお肉になっていく豚たちを見送ります。
がんばれー!美味しいお肉になってこーい!
事前に体重測定して決めておいた豚を檻から出す → どんどん出す → さらに出す →
トラックの積み込み場所まで「ほれー、いくよー」って言いながら追っていく →
トラックに乗せる → 出荷されていく姿を見守る(あとは運転手さんのお仕事)
文字で書くと簡単ですが、実際には1つの檻に数十頭単位で飼育されてる中から、
出荷する豚だけを選んで檻から出す作業なので、コツがいります。
油断するとまだ出荷しない豚が混ざったり、出荷したい奴がなかなか出てくれなかったり…
ちなみに出荷回数は日によって違うので、
1回だけの場合もあれば3回の場合もあれば、出荷しない日もあります。
なのでそれによって一日の動き方は変わってきます。
出荷する豚を決める為、体重を測ります。
豚は適正体重で出荷することで高く買ってもらえるます。
大きすぎても小さすぎても値段が下がってしまうので、
愛情込めた豚を少しでも適正値段で買ってもらえるよう、きっちりやります!
群れで飼育している檻から適正体重っぽい奴を目視で選ぶ → 体重計まで追っていく →
何kgか測って背中にスプレーする → 檻に戻す → 次の個体を測る
体重によって、今日中に出荷する子、明日出荷する子、
数日待つ子、特定のお店に卸す子、を選別していくのです。
大量の糞尿が出るのでそれを処理します。
とは言え、結構自動です。
糞を部屋の端まで集めるスイッチを押す → 待つ → 部屋の外まで運ぶスイッチを押す →
出てくる場所にショベルカーを設置しておく → ショベルカーにいっぱいまで待つ →
コンポストまで運ぶ → どばーっと入れる
これを各豚舎ごとにやるのでそれなりに時間がかかります。
ひとまずここに配置していますが、実は他の仕事の空き時間にもちょこちょこ進める工程です。
タイムスケジュールにしつこく書いたのには理由があります。
それは肥育舎の仕事の大半は水洗作業だからです!
手順としては種付け舎と同じですが、肥育舎はとにかく洗うスペースが広い!
豚舎の作りとして、1部屋の中に檻が複数あります。
この1つの檻について1h程度で水洗作業をします。
檻がどれだけあるかと言うと、農場によって違いますが、うちの場合は約30程度あります。
つまり、1部屋の水洗作業は30時間以上、1日では終わらない仕事なのです。
部屋の豚を全て出荷する → 水洗する → 消毒する → 次の豚の受け入れ準備する
という工程を1~2週間で済ませる必要があるので、
時間を捻出してどんどん水洗を進めていきます。
水洗が適当だと豚ちゃんが病気になったりするので、丁寧に、でも素早くしっかり洗っていきます。
肥育舎は残業は殆どありません。
出荷スケジュールは事前に決めていて、それに従って動くので、
よっぽどのトラブル(機械の故障など)がなければ定時で終了します。
肥育舎としてまとめましたが、実は2つのステージに分かれている農場が多いです。
(うちもそうです)
- 離乳舎:分娩~70日前後の豚ちゃんが過ごす、幼稚園~中学校的な場所
- 肥育舎:70日~出荷までの豚ちゃんが過ごす、高校~大学的な場所
今回のスケジュールは肥育舎として記載していますが、
離乳舎の場合は少し変わります。ざっくり記載すると下記工程が加わります。
エサやり:
離乳したての子豚ちゃんは母乳が恋しいです。なのでミルクにお湯を混ぜて飲みやすくして給餌します。
出しっぱなしのエサに加えて、このミルクも一日数回与えます。
「ごはんちょうだいー!!」って群がってくるので激烈かわいいです。
分娩舎からの受入:幼稚園バスにのってきた子豚ちゃんを受け入れ、部屋まで案内します。
肥育舎への送出:
育ってきた豚をトラックに積み、肥育舎に送り出します。中学生なので結構暴れん坊です。
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は養豚場の1日の流れをシミュレーションしたいという方に向けて、記事を書きました。
- 養豚場の1日の流れ:大規模農場は工程ごとに作業がわかれている。
- 種付け舎:メインの作業は精液採取から実際の種付け作業まで。それに付随する業務が色々。
- 分娩舎:メインの作業は分娩介助と生まれたての子豚ちゃんのお世話。それに付随する業務が色々。
- 肥育舎:メインの作業は出荷と水洗。それに付随する作業が色々。
各工程に分けて書いたのでかなり長い記事になってしまいましたが、
全体の概要としてはこんな形です。
未経験の方でも随分イメージしやすくなったのでがないかな、と思います。
これらの事を把握しておけば、どこに配属されても大丈夫です!
今後も豚についての話や養豚場での作業の話を纏めていきますので、
よければそちらも楽しんでくださいね。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとう御座いました!
またお会いしましょう!