【科学的に分析】農業が魅力的な理由3選!

どうも!ぶたちゅうです。

10年以上務めたIT業界から未経験で養豚場に転職し、
忙しくも楽しい毎日を送っています。

まだまだ駆け出しですが、農業界のウラ話や魅力を伝えることで、
皆にもっと興味をもってもらえれば、と考えてブログを始めました。

さて、今回は農業の魅力を科学的に分析していきます!

未経験やまったく違う業界の方でも

  • 「自然の中での仕事って楽しそう」
  • 「人間関係が煩わしくなさそう」
  • 「食べ物を育てるってやりがいがありそう」

という点から農業を魅力的に感じる方は多いでしょう。

実はそれらの要素を魅力的に感じる理由は、
ちゃんと科学的に根拠があったのです!

そして、科学的に証明されているのでもちろん実際に働いていても、
楽しい事がたくさんあります。

今回の記事を読んでいただければこんな疑問が解決します。

  • 「なんで農業ってきつそうな仕事なのに最近人気があるの?」
  • 「どうして楽しそうに仕事しているんだろう?」
  • 「興味あるけど想像している通りに楽しいのかな?」

では早速本題に行きましょう~!
ちなみに、自分の経験も踏まえ、畜産がメインのお話になってしますので、
その点はご了承くださいませ!

農業が魅力的に見える理由3選

魅力的に見えることをざっくりとカテゴリ分けすると、
下記3つになるでしょう。

「働く環境が良さそう」
「人間関係が良さそう」
「成果が目に見えるのでモチベがあがる」

ってことで早速それぞれについて詳しく見ていきますね。

・狭苦しい会社に縛られず大自然の中での仕事
環境として一般の会社員とは大きく違います。
まず『自然がいっぱい、超いっぱい』。

働く環境が良さそう

狭苦しい会社の中に閉じ込められず、大自然の中で悠々と仕事ができます。

仕事の特性上、広い土地が必要であり、
所謂田舎が仕事場になる事が基本です。
つまり自然がいっぱい。超いっぱい。

まず、通勤からして楽しいです。
満員電車に揺られる事はなく、
自然の風景を眺めながら優雅に通勤です。へいへーい。

出退勤の時間がストレスフルではなく、
むしろピクニックに行くような爽快でウキウキな気分で過ごせます。

当然、車通勤にはなるので、
運転が嫌いな人にはキツイかも知れませんが、
少なくとも僕はすげー楽しいっす

そして仕事中も空気がきれいな環境です。
ビルなんか見えず青空がきれいです。
今の時期、最高です(6月の晴れ間に執筆)

作物を育てる職種なら言うに及ばす自然に囲まれた中での仕事ですし、
畜産に関しても牛小屋、豚小屋の外は自然に囲まれた環境な事が殆どです。

仕事中にあっちゃこっちゃに必要な移動をしているだけで、
息抜き気分になって気分爽快です!

人間関係が良さそう

厳しい人間関係のしがらみから逃れ、家畜や作物と向き合えます。

一般の会社と比較し、良い意味で人間関係への気遣いは少ないです。
当たり前のコミュニケーション能力は要りますが、
社内政治や上司と部下の関係性に必要以上に頭を悩ませる事がありません。

何故ならば、対人間よりも作物や家畜との関係性構築に忙しいからです!

植物も家畜も喋ってくれません。
こちらから一生懸命観察して、様子を見てやらなければすぐに調子を崩します。

なので余分な社内政治に気を遣う暇はないのです。

あとは、単純に『仕事が楽しくて仕方がない!』という人が多いので、
余分なことを考えず、ストイックに仕事をしている、という側面もあります。

だから人間関係のギスギスに悩まされる事はなく、
悠々自適に仕事に打ち込めるんですね。

成果が目に見える

自分の仕事の成果が確実に毎日目に見えます。
植物も動物もやった成果が目に見えてわかるのでモチベがあがります。

日々大きくなっていく姿は嬉しくてニヤニヤしますし、
家畜の場合は懐いてくれるので余計かわいいです。

他にも、調子が悪い個体を早期に見つけ、適切な治療を施したことで
元気に育ってくれる姿はやっぱり嬉しいです。

自分の工夫が目に見える形になる姿は、
日々改善していこうという気持ちを大きくさせます。

「毎日見てたら成長なんかわからんくない?」って思うかも知れないですが、
食物も動物もすんごいんですよ。

毎日めっちゃくちゃ成長します。
本当に目に見えてわかるレベルです。

読者
読者

いやいや、お前作物は毎日見てないだろ?
なんでそんなに成長しているってことがわかるんだよ?

という声が聞こえてきますが、わかるんですよ。

なぜかというと、通勤のときに畑や田んぼを毎日見るからですw
何もなかった水田に稲が植えられ、毎日育っていく姿を、
わが子のように眺めています(なんも関わってないのにw)

話を戻しますが、
自分の成果が最大限に実感できるのはやはり出荷です。
手塩にかけた家畜を出荷するときは喜びもひとしお。

知り合いから聞いた話にはなりますが、
作物の場合も収穫から出荷までの工程はやっぱりかわいくて愛しい気持ちになるそうです。

出荷しておいしく食べてもらうのが一番の喜びですね!

農業が魅力的な科学的根拠

さて、冒頭でもお話しましたが、
それぞれの理由が魅力的に見えるには、
実は科学的な裏付けがあるのです…!

それは…!
幸せホルモンです!!

『目次でネタバレしとるやないか』っていう声は聞こえますが、
改めて説明します。

最近流行っている幸せホルモン。名前くらい聞いたことありますよね?
実は魅力的な理由であげた3つは、
各々が幸せホルモンを分泌させやすい内容になっているんです。

幸せホルモンについての知識がなくても魅力的に映るのは、
人間の遺伝子にその感情が備わっているからなんでしょうね。

ということで詳しく説明しますー。

セロトニンと仕事環境

セロトニンは自律神経を整える作用があります。

要するにセロトニンが適切に分泌されていると、
心が平穏になり、日々の生活がストレスフリーで過ごせるってわけです。

白髪鬼を脱出した後の安西先生はたぶん結構出てるはず。

安西先生
安西先生

諦めたらそこで試合終了ですよ?著作権上、私の写真は載せてはダメですよ?

で、セロトニンがどうしたら出るかっていうと、
そのものズバリ、『自然の中での活動』なんですね。

日光を浴びて自然の中で活動をすることでセロトニンがよく出ます。
どばどば。

ただ、貯めておく事はできないので、
毎日定期的に日光を浴びて活動することが大事です。

なので自然の中で仕事をする農業はセロトニンが自然に発生する環境ってわけです。

オキシトシンと人間関係

オキシトシンは、別名愛情ホルモンや思いやりホルモンなんて呼ばれたりする、
他者との関係性が良好な場合に発生するホルモンです。

例えばこんな事で発生が促されます。

・仲の良い人と会話する
・手を繋ぐ
・デートをする
・ハグをする

オキシトシンが分泌されると、
幸福感の高まりや、恐怖心を和らげる作用があります。
これも要するになんとなく幸せ感じるってことっすね。

オキシトシンのポイントは、相手が人間ゃなくてもOK、なところです。

つまり、家畜との触れ合いでもオキシトシンは出ます!
豚に囲まれ、ぶーぶーと鼻でつつかれているとき…
出てますわ。確実に出てますわ。どっばどばです。(知らんけど)

かわいーな、お前ら。

いや、すんません。
これは畜産だけの話ですね。

植物の場合はなんでかなーって調べたけど、
強いて言うならば和らかい物質に触れる事でオキシトシンの分泌は促されるみたいです。
ってことは植物の世話でも促されるのかなーと思いました。

ここは僕の想像なので悪しからず・・・・

とはいえ、少なくとも悪い人間関係がオキシトシンの発生に悪影響なのは間違いないため、
それがないだけでも良い点かなと思います。

ドーパミンと成果

脳内麻薬と言えばドーパミンとエンドルフィン!、みたいな感じで、
有名なホルモンの1つです。

効果は、やる気のアップ、及び 達成感や感動を感じやすくする。

実は、サラリーマンが仕事終わりの居酒屋でビールを飲むと
『いやぁ~、今日も頑張った!』って言うのは、
ビールにドーパミンを出す作用があるせいらしいです。

だから何も頑張ってなくても達成感を感じて
『今日も頑張った』って言っちゃうらしいっすよ。

と、話を戻しますが、
ドーパミンの分泌に良い行動が『タスクの達成や成功体験の獲得』です。

最初に伝えた、「日々の成長が目に見える」ってのが
これにジャストマッチ!

毎日毎日成長していく対象を見る事は、
昨日の自分の行動を褒められている事とイコールです

従って日々の仕事がドーパミンの分泌に繋がっているのです。

また、ぶっちゃけ農業や畜産の仕事は、作業としては簡単な事が多く、
毎日のルーチンワークもある程度決まっている場合が多いです。
(一人前に管理するってなると別ですよ)

なのですぐに覚えて一人でこなせるようになるので、
タスクを達成した感覚を積み重ねやすいってのもドーパミン分泌を促す理由の1つです。

まとめ

如何でしたでしょうか?

本日は農業の仕事が魅力的な理由
その科学的な裏付けをご紹介しました。

「なるほど~」な方も「マジで?」な方もいると思いますが、
1つだけ、絶対に100%確実な事実があります。

それは… 僕が「マジで仕事超楽しい!!!!」って思っている事です。

上に記載した通りなんですが、
通勤時間はウキウキしながら通勤経路の作物に癒されつつ出社。

仕事中には綺麗な青空に癒され、
お世話をする豚に癒され、日々の自分の成果にやる気をどんどん向上させています。

日々成長している家畜を見る事で、自分の成長も日々実感できます。
ああ。もう仕事がしたくて仕方がない。

もちろん合う合わないはあるので、
こういう生活が性に合わない方もいるでしょうが、
僕はめちゃくちゃ合っています

『転職してよかったぜー!!』って日々思いながら、
楽しい毎日を送れているので、きっと幸せホルモンが出まくっているのでしょう。
もはや滝です。

皆さんも、農業界でもそうじゃなくても、
日々の生活の中で幸せホルモンを分泌する行動を意識して行動してみてくださいね!

それでちょっとだけでも毎日が楽しくなれば嬉しいです!

ということで今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

1 COMMENT

こんちゃん

はじめまして。
Twitterからこちらのブログにお邪魔しました。
わたしは養豚業界にドップリ浸かっており、古くからの慣習も受け流しながら働いています🐷
(それなりに楽しく)

ぶたちゅうさんのように数字に強く、また優れた分析力があれば、仕事がもっと楽しくなるんだろうなあと思いました。
現場では肌感覚で仕事をこなすばかりで、その時はしのげても次に繋がらないんですよね。
そして後輩にも仕事の面白さを伝えられないままで、辞めて行ってしまう…

グチになってしまいましたが、これからもこちらを訪問させてもらって勉強したいと思いますm(_ _)m

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA